みなさんこんな言葉は聞いたことないでしょうか?「海なし県」。そうです、名前の通りなのですが海に全く面していない県の事を指します。日本全国には8つあり、それぞれ海が無くてもたくさんの魅力や観光スポットが存在しています。
今回はそんな海なし県について1県ずつどんな特徴があるのか、また実際に私が訪れたことがある県については行ってみた感想踏まえてお伝えできればと思いますので是非興味のある方はご覧いただければと思います。
海なし県とは?
まず初めに海なし県とは?という所から簡単に紹介していきます。冒頭でも少し触れさせていただきましたが、県内のどの部分も海に面していない県の事を指し、全てが本州の中心付近に存在しています。
海なし県といっても全く魅力がないという事は無く、逆に海がない分自然豊かな山が大きな存在感を表していたり、有名な温泉が数多くあったりするので自然と海なし県に訪れている方は意外と多いのです。
そしてその海なし県の8つはどこかというと「群馬県」、「栃木県」、「埼玉県」、「長野県」、「山梨県」、「岐阜県」、「滋賀県」、「奈良県」の8県であり、以外だと思われる県も中にはあるのではないでしょうか?
こうしてみるとそれぞれの県の観光名所や旅行先としても有名な場所がすぐ思い浮かぶ方もいるかと思いますが、私が実際に訪れた経験などをそれぞれお伝えしていきます。
海なし県①:群馬県
まずは北関東に位置する群馬県です。個人的には旅行で何度も訪れており、その中でも「草津温泉」は毎年訪れるほど魅力を感じているエリアとなっています。特に冬の時期は湯畑を中心ににぎわいを見せ、気温がー10度ほどにもなるのでその中で温泉に浸かるのは最高です。
その他群馬県の魅力としては伊香保温泉も近くに存在しており、こちらも連日多くの観光客が賑わいを見せているような状況です。
また、日本一暑い町として毎年夏になると名を轟かせている館林も群馬県にございます。そこまで熱いと海に入りたくなるよいう気持ちも少しは出てくるかもしれませんね。
こんな群馬県ですが、海なし県の中でも関東圏内に住んでいる人にとってはアクセスも良く人気の旅行エリアとなるでしょう。
海なし県②:栃木県
続いて紹介させていただくのは先ほど紹介した群馬県のお隣「栃木県」です。こちらも温泉が有名なエリアとして挙げられ、特に鬼怒川温泉はバブル期から通して人気の高い温泉地と言えるでしょう。そして日光も栃木の魅力あふれるエリアの一つで、日光東照宮や中禅寺湖、華厳の滝は日本人だけではなく多くの外国人観光客の姿も見られます。
その他那須高原は自然豊かな高原地帯となっており、四季折々の美しい景色がみられる人気スポットとなっています。
また、グルメに関してはやはり栃木県の県庁所在地でもある宇都宮の餃子を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?そしていちごも有名で「とちおとめ」は栃木のブランドである人気の品種です。
私自身も比較的旅行で多く訪れるエリアなので興味のある方は是非ご覧ください。
海なし県③:埼玉県
続いての海なし県は関東の中心地でもある「埼玉県」についてです。あまり埼玉と聞いてすぐに思い浮かぶ観光地は少ないかもしれませんが、実は数多くの観光地や魅力がございます。
まずは都心部からも近く、日帰り旅行の行先として人気の高い川越です。個人的にはあまり川越について詳しくないのですが、食べ歩きできるスポットがたくさんあったり、浴衣を着て川越の街並みを歩いたりするのなんかも良いですね。
そして秩父や長瀞は自然豊かな魅力あふれるエリアで、ライン下りと呼ばれる川を船に乗って下流へ流れるのも人気のアクティビティです。海は無くても川のアクティビティはとても人気なので多くの観光客が訪れるエリアでもありますね。
海なし県④:山梨県
続いての海なし県は「山梨県」。皆さんのイメージとしては富士山を思い浮かべる方が最も多いのではないでしょうか?海の反対は山と言わんばかりに日本一の山がある山梨県は富士山周辺の富士五湖と呼ばれる湖の周りがとても人気のエリアとなっています。
主な観光名所で言うと忍野八海や富士急ハイランドなど一度は今までに耳にしたことがあるのではないでしょうか?またこの富士五湖周辺のエリアは真夏でもとても涼しく、8月でも夜中や明け方は20度を下回る為冷房が無くても快適な夜を過ごすことが出来ます。
そして山梨県の西に位置する八ヶ岳も旅行客に人気のエリアとなっており、海なし県ならではの自然あふれる山々を感じることが出来ます。
海なし県⑤:長野県
続いては本州の中心にある「長野県」です。先ほど紹介した山梨県の隣に位置し、長野県は隣接する県が8つと国内では最も多い都道府県となっています。
そして長野県と言えばウィンタースポーツも有名で、1998年には冬季オリンピックが開催されるなどスキーやスノーボード好きの方は毎年訪れているなんて人も多いのではないでしょうか?
その他軽井沢は避暑地としても人気なエリアで、富裕層が別荘を購入する地域としても有名です。また、北アルプスはとても美しい山々が広がっており、登山愛好家にとってはとても魅力的なスポットと言えるでしょう。
海なし県⑥:岐阜県
次に紹介する海なし県は「岐阜県」です。岐阜県には有名な温泉地である下呂温泉があり、主に関西や東海方面からの観光客が多く訪れます。名古屋からも近いという事もありアクセスが良く、関東の人が箱根へ訪れるのと同じような感覚になるのでしょうか。
また、白川郷の合掌造りも観光地として有名で世界遺産にも登録されています。美しい合掌造りの民家には今現在も人が住んでおり、私も一度訪れたことがありますが四季折々の景色が楽しめるエリアとなっています。
それからグルメの面では飛騨牛が有名で、霜降りの肉質と深い味わいを楽しむことが出来る高級肉が食べられるお店も多数存在しています。
海なし県⑦:滋賀県
そして次は「滋賀県」です。滋賀県は海なし県と言っても中心には誰もが知っている琵琶湖が存在しています。日本の湖の中では最も大きく、夏は海水浴の代わりに琵琶湖へ遊びに行くという方もかなり多いようですね。
ただやはり琵琶湖の存在が大きいばかりに他の観光地は少し陰に隠れてしまっているような印象がみられます。その他の観光地だと彦根城が国宝に指定されており、美しい天守閣と塀の景観がとても魅力的です。夜にはライトアップもされるので魅力的です。
海なし県⑧:奈良県
最後の海なし県は「奈良県」です。よく修学旅行で行くイメージがございますが、私も中学生時代に訪れました。かなり前の事なのですこしあやふやな記憶ですが奈良公園で鹿せんべいをあげたのは今でも覚えていますね。
また、観光名所としては東大寺にある奈良の大仏はよく聞くのではないでしょうか?大きさは約15mほどあり、重量は250トンにもなるそうなのでかなり巨大ですよね。
海なし県についてまとめ
今回は海なし県について1県ずつ詳細をお届けさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?実際に訪れた事がある県とそうでない県がございますが、私自身旅行はかなりの頻度で行くので、今回訪れた事が無かった海なし県もいつか行ってみたいなと感じました。
また、海なし県とはいっても魅力あふれる観光地が豊富だなという事を調べながら実感することが出来ったので是非参考にしていただけると嬉しいです。
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